12年に及ぶ研究により「SSK保護理論」を確立。
軟性素材に対するコーティングの常識を覆す!
一般的にコーティングは、金属や樹脂などの硬い物質や塗面を保護するためのものとされてきました。これを弊社では、硬い素材だけでなく、革やビニール、布などの柔らかい素材にも容易にコーティング(軟性コーティング)できるようにならないだろうかと考え、長年研究開発を続けてまいりました。
コーティングは「硬いほど保護力が高い」と思われがちです。しかしこれは、素材が硬質である場合の話。革や布のような柔らかい素材に対しては、たとえ硬い被膜でコーティングしても、素材の屈曲によって膜が破壊されてしまうのです。
この問題を解決するにはどうすれば良いか?弊社では長年の研究の末に、「素材に対して被膜を追従させる」という定義にたどりつきました。
これはシンプルに申しますと「素材とコーティングの硬さを同じにする」こと。素材に合わせてコーティングを軟らかくすることで強度を上げるという、いわば逆転の発想です。